7月23日にTwitterのサービス名が急遽「X(エックス)」に変更になるとTwitterでアナウンスされました。
急な告知・変更で戸惑った方もいらっしゃるのではないでしょうか?
現時点でブラウザ版TwitterはXとして改変されています。
また、10年以上利用されていた青い鳥のロゴが消失したとして大きな話題になっています。
今回はTwitterのサービス名変更の概要と、現状のTwitterで変更されていることを調査しました。
(8月7日更新)
目次
Twitterのサービス名変更はいつから?
Twitterが「X」に変わるとアナウンスされた状況はイーロン・マスク氏のツイート内容から確認することができます。
2023年7月23日に「Xロゴを投稿できれば、明日世界中で公開されます。」との投稿がされました。
翌日24日にはイーロン・マスク氏のプロフィール画像がXに変更されたという投稿がされました。
その後、Xと映し出された本社の様子も投稿しています。
ブラウザ版のTwitterは2023年7月24日夕方にXとして改変され、ロゴもXのものとなっています。アプリ版はGoogle、iOSともにまだTwitterのまま、青い鳥のロゴのままとなっています。
アプリ版も7月29日にTwitterのロゴがXのものとなりました。
2023年7月24日から徐々にサービス名の変更が進み、現時点でほぼ「X」と変更になることが考えられます。
8月6日には公式サイトのガイドラインで提供されているロゴガイドラインのロゴも変更されました。
急遽Xに変更した理由は?
サービス名変更の理由は諸説あるようですが、イーロン・マスク氏の目指すスーパーアプリの「Xアプリ構想」からとっているのではないか、といった説が有効です。
実際にロゴデザイン変更日の24日には、スーパーアプリに関する投稿をリツイートしていることから意識していると考えられます。
スーパーアプリとは、ユーザーにとって必要なサービスが一手にまかなえる多機能・多用途アプリのことです。
SNSをはじめ、ショッピングや送金サービス、デリバリー、ゲームなど様々な機能が含まれているとされています。
Xと改変し、Twitterをスーパーアプリのように変えていきたいという意図があるのかもしれません。
サービス名変更に伴って変化している部分は?
続いて、サービス名変更に伴って変化している部分を紹介します。
ロゴデザインの変更
先述したように、長年利用されていた青い鳥のロゴデザインが、サービス名変更とともに「X」のロゴに変わりました。
1画に平行四辺形をあしらったロゴで、非常にシンプル。
ブラウザ版を開くと、ロゴがXに変化しているのを確認できます。
(個人的に、青い鳥のロゴデザインが見慣れていたのもあり、まだ少し違和感があります。)
シンボルカラーの変更
Twitterブルーとして利用されていた青系の色から黒に変更となりました。
まだ確定ではないものの、白抜きロゴの場合背景が黒、ブラウザ版ではロゴが黒になっていることから、シンボルカラーは黒の可能性が非常に高いです。
一時期Twitterの代わりとして話題になったThreadsもシンボルカラーが黒ですね。
デフォルトカラーに関するアンケートも実施していました。
Twitterの基本用語がX仕様に変更
サービス名変更に伴って、Twitter内で使われていた用語が変化しそうです。
Twitterではフォローしているメンバーのことを「フォロワー」と呼んでいましたが、Xでは「Viewers(ビュワー)」と呼ばれるようです。
今後、Twitterで利用されてきた用語にも変化が生じると考えられます。
Web運用の懸念
サービス名変更に伴って、Web上での利用にも変化が生まれそうです。
これまでWebサイトに利用していたTwitterのロゴアイコンや名称は、変更が決まれば変える必要があります。
また、システム周りの改変によって修正が発生するかもしれません。
ちなみに、公式サイトのブランドガイドラインを見てみると、まだ青い鳥がいます。
(ヘッダーのロゴはXのものとなっております。)
ロゴの更新は公式のブランドガイドラインを目安に変更するのが安全そうです。
8月6日には英語版公式サイトのブランドガイドラインにも「X」のロゴが配布されるようになりました。
※日本語版ガイドラインはこちらになります。
終わりに
API制限などで話題になっていたTwitter。
今回はサービス名変更でXとしてさらに大きな話題になっています。
今回の変更に伴って、サイトや広報周りの修正が発生しそうですが、
Xへの変更にはまだ賛否両論があることや、不具合報告が頻繁に発生していることから、公式サイトの仕様を確認しつつ徐々に適用していくことが安全かもしれません。