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2015年7月14日

【iPhone】AppleWatchを使ってみた雑感あれこれ

applewatch

お手元に、少しだけ未来がやってきましたよ!

皆さんApple Watchは買いましたか?
Appleが出荷台数を非公開にしていることを考えると、あまり芳しくはなさそうです。話題性に反して、まだまだ流行り物に飛び付く層が買っただけで、一般化はこれからという感じでしょうか。私は会社で購入したものを何日間かリサーチのために使ったのですが、実際に使ってみて感じたことは、「少しだけ未来が来た」という感覚でした。使ってみて感じた雑感は以下です。

バシバシ来る通知が意外と便利!

一番強く感じたことは、「通知に特化」していると感じました。主にメールの通知がバンバン来て、直ぐに概要だけ確認できます。(バンバンという表現よりも、実際は手首の感覚ではビーンビーンて感じですが)まだメールの全文が読めないので、このあたりは次のバージョンに期待でしょうか。AppleWach単体アプリがまだ作れない影響なのか、ただメールアプリの制約なのか分かりませんが、AppleWachで全文が見たいです。あまり話題になっていないAndroidWaarのほうはメールが全文見れるようです。メールに限らず詳細はiPhone本体を見ないといけなかったり、本体のほうのアプリを起動させてくださいっていうアプリが結構多い感じです。この辺は、あくまでiPhoneのサブデバイスの位置付けなんでしょうか。それでも、ポケットやカバンからiPhoneを取り出さずに時計を見る動作のみで概要を確認できるのは、かなり便利です。会議中や、移動中の電車の中でも少ない動作で情報を得ることが出来ます。あとiPhoneをポケットから取り出す回数が減ると落下させてしまうリスクも減るのでいいかもしれません。

applewatch_wrist

時計で通話するポーズが恥ずかしくもあり、未来っぽい。

使ってやってみたいなと思っていたことは、やはり通話です。昔のSFの世界のように時計で誰かと通話するのは、忘れかけていた少年心がくすぐられました。で、実際に通話してみて感じたのが、ものすごくこのポーズ疲れるんです。長時間の会話には向かないです。肩が凝りそうです。まったく同じ理論なのですが、通話以外の長時間のAppleWatchの操作も疲れます。この辺はメールの全文を表示させないにも通じるのかもしれません。ウェアラブルデバイスの先駆けとしての位置付けで、現状はサブデバイスに徹しているのでしょうか。今後の単体で利用するシーンを想定すると、ウェアラブルデバイスは、将来的にはヘッドマウントディスプレイのようなメガネ型が主力になるのでしょうか。恥ずかしさの軸で想像してみると、時計型よりもメガネ型(スカウタータイプ)のほうが10倍くらい恥ずかしいですね。メガネ型のほうが、さらに未来っぽい感じがしますので、あれをつけて街中を歩いたら注目されそうですし、見た目的に自然に世の中に受け入れられる第一歩として時計型がベストなのかと思います。まぁ、恥ずかしさ云々ではない技術的な面もでのことも多々ありますが。

少ない操作でアクションが起こせる。

メールが来ると、少ない操作で簡単な内容の返信が返せます。定型文がいくつか登録できるのと、音声入力で短い内容のメールが直ぐに返せます。これは結構便利です。忙しい合間にメールが来ても、とりあえずの返信が出来ます。デバイスにとって、「ユーザーの手間をいかに減らすか」は、最も重要な課題かと思います。

厳選された情報のみをシンプルに見れる。

当然iPhoneよりも画面が小さいので、情報量が限定されることもあって、いろいろなアプリでは厳選した情報のみを提供するように感じました。少ない操作で必要最低限な情報を届けてくれます。詳細は本体アプリを見てねという感じが、ありありです。

見えない死角から、誰かにコントロールされる恐怖感。

長く座ったまま仕事していると、アクティビティのアプリから何時間かに1回はAppleWatchが立って歩いてくださいという通知が来ます。これは人によって感じ方が違うかもしれませんが、「あ、そうか、ありがとう。」という人と「なんか監視されてて気持ち悪い」という人がいると思います。私は監視されている感じがして、少しだけ恐怖を感じました。他にもAppleWatchのグランスからマップのアプリを使ってルート検索しようとすると、自宅の住所が自動的に表示されてドキッとします。その昔にiPhone側に入力したのか情報の出所は分かりませんが、自宅までのルートをご丁寧に表示されて、気味が悪かったです。こんな感じで意識の外側の範囲から通知が来るというのは、AppleWatchがリマインダーやアテンションとしての機能を全うしているということなんですが、なにか大きな流れにコントロールされて支配されている感覚さえしてしまいました。便利さとプライバシーとのバランスは、これからの未来のデバイスの課題なのかもしれませんし、時代の変化に伴って、そのうち気にならなくなるのかもしれません。

まとめ

現段階のAppleWatchは、少しだけ未来に連れていってくれます。利用シーンに応じて厳選された情報を通知して、少ない操作でアクションを起こすことが出来る、iPhoneのサブデバイスの印象でした。今の値段設定と機能のままで一般に浸透するかというと疑問なので、今秋の展開に期待しております。

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