ネット検索をしている時ページコンテンツがうまく表示されなかったり、サイト更新でファイルアップロードした内容がブラウザに反映されず困ったことはありませんか？

こういった不具合が発生した時、ブラウザのキャッシュを削除すると改善する場合があります。
今回は主要ブラウザ別にキャッシュの削除方法をご紹介します。

Google Chromeのキャッシュ削除方法

1. Chromeを開きます。
ウィンドウ右上の  を選択し、[その他のツール] ＞ [閲覧履歴を消去] を選択します。

2. 新規ウィンドウで [閲覧履歴データの削除] メニューが表示されます。
削除する期間を選択し、[キャッシュされた画像とファイル]にチェックを入れます。

※ [詳細設定タブ] を選択すると削除する項目をより詳しく選択できます。

3. 右下の [データを削除] を選択します。

参考：Chromeヘルプ(キャッシュと Cookie の消去)

Safariのキャッシュ削除方法

1. Safariを開き、画面左上のメニューから、[Safari] ＞ [設定] を選択します。

2. Safariの設定画面が表示されたら、[詳細] ＞ [メニューバーに”開発”メニューを表示] にチェックをつけて閉じます。

※この手順で開発メニューが追加されます。

3. [開発] ＞ [キャッシュを空にする] を選択します。

参考：Safariユーザーガイド(MacのSafariでブラウズ履歴を消去する)

Microsoft Edgeのキャッシュ削除方法

1. Edgeを開きます。
ウィンドウ右上の  をクリックし、[履歴] を選択します。

2. 履歴メニュー右上の  を選択し、[閲覧データをクリア] を選択します。

3. 新規ウィンドウで[閲覧データをクリア]メニューが表示されます。
削除する期間の範囲を選択し、[キャッシュされた画像とファイル]にチェックを入れます。

4. 左下の [今すぐクリア] を選択します。

参考：Microsoftサポート(Microsoft Edge の閲覧履歴を表示または削除する)

FireFoxのキャッシュ削除方法

1. FireFoxを開きます。
ウィンドウ右上の  を選択し、[履歴] ＞ [最近の履歴を消去…] を選択します。

2. 新規ウィンドウで [すべての履歴を消去] メニューが表示されます。
削除する期間を選択し、[キャッシュ]にチェックを入れます。

3. 右下の [今すぐ消去] を選択します。

参考：FireFoxサポート(最近の履歴を消去する)

【補足】プライベートウィンドウとは？

プライベートウィンドウ（シークレットウィンドウ）とは、ウェブページ閲覧時に記録される履歴やキャッシュ、Cookieを即座に自動で削除する状態のブラウザです。
プライベートウィンドウではキャッシュが残らない性質があるため、キャッシュを削除せずサイトの最新の状態を確認したい時にも活用できます。

Google Chromeでプライベートウィンドウを利用する

Chromeを開きます。
ウィンドウ右上の  を選択し、[新しいシークレットウィンドウ] を選択します。

Safariでプライベートウィンドウを利用する

Safariを開きます。
画面左上のメニューから、[ファイル] ＞ [新規プライベートウィンドウ] を選択します。

Microsoft Edgeでプライベートウィンドウを利用する

Edgeを開きます。
ウィンドウ右上の  を選択し、[新しい InPrivate ウィンドウ] を選択します。

FireFoxでプライベートウィンドウを利用する

FireFoxを開きます。
ウィンドウ右上の  を選択し、[新規プライベートウィンドウ] を選択します。

おわりに

ブラウザキャッシュは、訪れたウェブページのデータ（文字や画像・CSSなど）を一時的に保存し、データ表示を素早くするための機能です。
しかし、キャッシュが古いデータを保持している場合、サイトが正しく表示できなかったり崩れて表示されてしまう場合があります。
また、キャッシュデータがたくさん溜まってしまうと逆に動作が重くなる原因になります。

表示がおかしいなと思った時は、今回紹介したキャッシュ削除手順やプライベートウィンドウをお試しください。