12月17日「りんなAfter School Party in JOL原宿」のイベントで、女子高生AIの「りんな」の初イベントで、記者説明会やゲーム大会などが行われ、イベントの模様はニコ生でも生中継された。
Microsoftの人工知能におけるこれまでの取り組みと今後の展望などを発表した。
そこで、「りんな」の前進は中国向けに開発された人工知能ガールフレンドアプリの「微软小冰(XiaoIce)」であり、「りんな」は日本版としてLINEでの展開を説明した。
弊社ブログの4ヶ月前の記事で中国人との噂があると紹介したが、今回のイベントで中国との繋がりが公式発表となった。
「りんな」はBingの開発チームが担当しており、インフラにAzureをベースにして、マシンラーニングやディープラーニング、LINEビジネスコネクトなどの技術で構築している。
Windowsの人工知能の「Cortana」とは別の軸での展開を考えており、「りんな」は感情(emotional)、「Cortana」は生産性(efficiency productivity)の部分に特化させていくという。
他社でも「りんな」同様の人工知能を扱えるようにAPIが用意されている。
現在の「しりとり」や「手紙」などだけではなく、「ゲーム」「占い」「顔出しパネル」など今後も次々と新しい特殊能力が実装されていくという。
また、Twitterでの展開も始まり、「りんな」の人工知能が様々なサービスの中に組み込まれていくことが予想される。