先日、Mailbox終了のお知らせをもらったすぐそのあと、まるで入れ替わるがごとくiPhoneのメールアプリとしては評価の高いSparkが”Best of the App Store 2015″を受賞した、と案内とともに1.4にバージョンアップのお知らせメールがありました。

この”Best of the App Store 201x”というのは、iTunes App Storeを運営するApple社が独自の判断で毎年年末に発表するもので、当社Voice Recorder HDも2013に選出してもらっています。言ってみれば、Apple社が定番アプリとして認定！という感じのものなので、売れ筋だから毎年選出とかはなかったような、もし間違っていたらご指摘ください。
今年（2015年）に登場して、その年末にBest of the App Storeに選出ですから一気に登りつめて名実ともにiPhoneの定番メールアプリになったわけです。

今回の1.4はどんなところを強化したのかな、と思ったらスヌーズ機能とイメージやファイルの添付ないしリンク機能を使いやすくした、ということらしいのです。


じつは、利用して一番ありがたいと思っているのは大方予想されるスヌーズ機能ではなくて、Smart Notifications(スマート通知)です。
なんだかんだと一日あたり100通以上のメールを受信しますが、受信するたびにiPhoneがピーピー鳴ったり振動するのでは堪りません。そうは言ってもメールの中身を見ないかぎり重要かどうかを知る手段はなく、困っていたわけです。
そういう方は他にもたくさんいらっしゃると思います。そういう方々の対策になるであろうと思われるのは、現在この手の対策はMicrosoft社のInbox by Gmailか、このSparkではないでしょうか、というわけで両方使って、現在はSparkを使っています。

Smart Notifications(スマート通知)では、100通以上のメールの中から重要そうとSparkが判断した場合にのみiPhoneに通知が来ます。通知をするまでもないなと判断するとSparkは受信はしても通知をしてこなくなるので、メール受信にSparkから呼び出させる回数は激減しました。
どのようにSparkが重要かどうかを判断しているのかはわかりませんが、インストールして使い始めた段階から通知するかしないかの選別は全自動でスタートしています。SparkのSmart Notifications(スマート通知)はガチガチの最小限の通知に抑えるというよりも、当初は少なめな程度の通知に押さえるようになっている感じです。利用者は、そこからDetailsを操作してこの種のメールは今後Personal・Notification・Newsletterのどれに指定するぞ、というカスタマイズをすることで手動で選別に介入ができるようにもなっているので、手動で弄ることで自分に合った最適な最小限化ができます。

版元がReaddle社さんなのでAndroid版を出して欲しいとは言いませんが、iPad版は欲しいなあ。