iPhoneのことをしばらく書いていませんでした。
iPhoneとAndroidを同時に持ち歩く両刀使いですが、最近はほとんどiPhone6s plusばかり使っています。新機能3D touchはそれほど役に立っていませんが、画面が大きいのに電池持ちは過去最高という感じだし、重すぎることを除けばとても使いやすい。
かたや、Androidは7月上旬に発覚した対象が歴史上最大級となった脆弱性Stagefrightのゴタゴタ(コノアタリから始まった)などがあって、先週利用を再開したとはいえ、主な用途はポータブルWiFiルーターになってしまっています。
さて、そのiPhoneでメールアプリといえば、Sparkがイチ押しです。
以前、紹介したときのSparkは1.1でしたが、先週(11月19日)に1.3となって、従来からのGmailとiCloud対応、そしてimap対応に加えてExchangeに対応。ほぼ対応し尽くしたと言って良いのではないでしょうか。メールはほぼこのSparkだけで処理できちゃうので、とても満足しています。不満は?と訊かれれば、PC用にWebブラウザ版とAndroidアプリ版がないことですが、残念ながらこの開発元Readdleは当社と違って基本iPhone/iPadアプリに絞り込んでやっている会社なので、期待薄だろうと思っています。
さて先週末の3連休、片手キーボードPROという日本語キーボード代替アプリがリリース記念特価という名目で値下げしていたので買ってみました。以前から、yahoo!キーボードなどもテストしてみましたが、常用に至った代替キーボードアプリはありませんでした。しかし、この片手キーボードPROは今のところ常用に向けてのテストに耐えています。
どんなアプリかを紹介したサイトはすでにアチコチにあるので、そちらの線は「片手キーボードPRO」でググッてご覧いただくとして、ここでは何を狙って使い始めてどこが気に入ったのか、という線で行きたいと思います。
まず、アンテナに引っかかったのは「キーボード」「3D touch」というキーワードでした。そして、iTunesのApp Storeに行ってアプリの能書きを見たら、下記の文言がありました。
——————————
説明
【世界初】3D Touchで濁点文字を一発入力!!
【リリース記念特価】 360円 => 250円
<自由にサイズ調整できる日本語キーボード>
■ 親指を、無理に伸ばしていませんか?
■ iPhoneの下を、小指で支えていませんか?
『片手キーボードPRO』は、一人一人サイズの異なる手に合わせ、大画面のiPhoneでも完璧なフィット感を実現する、唯一の日本語入力アプリです。
手に負担をかけない文字入力 ー
その理想を求めて辿り着いた、キーボード本来のあるべき形。
それは、
(1) iPhoneの重心を、中指で支え
(2) 親指を自然に添え、円を描く
そこで生まれた、直径3cm程の僅かなスペースにありました。
——————————
なかなか能弁、そして強い主張じゃあないですか。
親指を伸ばして無理していないかとか、iPhoneを小指で支えていないかはズバリ正解。きっとそのために腱鞘炎で苦しんでいるのです。重心を中指で支え、親指を自然に添えて円を描く直径3cm・・・云々、これを読んでシビレました。ここまで書くのはなかなか勇気が要ります。そして言う以上はそれだけの覚悟を持って作っているはず。いくら覚悟があっても、実力が伴わない、ということもよくある話ですが、もしちゃんと動けば常用できると思ったわけです。
テストはiPhone6s plusだけでなくiPhone6にも入れてやっています。現在のところどちらのケースでも具合が良い。まだ1週間経っていないので、これから致命的な問題に気がつくかもしれませんが、今のところ腱鞘炎が痛くないという状態が維持できています。
ということで、現在、勝手に最強と思っている腱鞘炎対策のメール作成画面をご覧ください。これはiPhone 6でのSpark+片手キーボードPROの画面です。変なところにキーボードが出ているように見えますが、これが中指でiPhoneの重心を支えたときに親指が自然に届く範囲です
ちなみにiPadとiPhoneの両対応でiPadでも片手打ちスイスイ、試す価値は充分アリです。
2015年11月26日