しばらく寝込んでいた・・・わけではないのですが、面目ないことに1ヶ月近くサボってしまいました。一度サボり始めると、こんなことではイカンと思いつつも、なかなか腰を上げて復帰するのは難しいのはどんなことでも一緒。
そんなことを思っていた先週木曜日のこと、しばらく机の上に放置してあった手元のAndroidくんの画面にシステムアップデートがある旨のメッセージが、もしや!?
これをキッカケにせずにどうする、というわけです(笑)
もしやとは、1ヶ月前に書いたこのネタの解決ではと思ったのですね。早速、画面の指示通りにアップデートを開始。お馴染みのドロイド君がお腹を開いてバージョンアップする姿が10数分。
自動的に再起動してデバイス内に全アプリを個別に前処理するのに同じく10数分。再起動してさっそく設定の端末情報を確認したAndroid OSバージョンは5.1.1のまま変わっていないものの、ビルド番号が14.6.A.0.365から14.6.A.1.216になったことが判明「14.6.A.1.216」でググってみると“latest bug fixes and enhancements”だそうで、なんのことだかほぼわかりません。
ここはStagefright2.0対策パッチであろうとアタリをつけて、確認テストアプリStagefright Detector Appを起動して確認。結果はご覧のとおりバッチリ。
WindowsでもMACでもiPhoneでもOSレベルの脆弱性は発見され次第、対策を施したセキュリティアップデートをOS版元が直接該当デバイスに提供して、対策が末端まで速やかに届く仕組みとなっています。
これに対して、AndroidはGoogleが自社純正NEXUSシリーズのデバイスにだけ提供して、他のAndroidデバイスにはデバイスメーカ経由で、場合によってはその先の通信キャリアを経由して提供される仕組みのため、提供されるにしても月単位の遅れがあったり、場合によっては提供されることもない状態に置かれてしまう・・・・これってかなり不安。
この最大の弱点をいつ、どう対策するのか、今後のAndroid陣営の対応を注目したいと思います。
とりあえず、手元のAndroidくんは最新の対策パッチがあたったので、現役復帰しました。
2015年11月16日