知合いが休日に自転車で吉祥寺に出かけての帰り道、家まであと2kmというところでそれまで青空が一転にわかにかき曇り、突然の雷雨で家についたときにはポケットの中にあったiPhoneが水没故障となりました。ただズボンのポケットに入れてあっただけなのに、と涙ながらに。もちろん修理に出したそうですが、かわいそう。
かつて、東京近郊でこんなに突然の雷雨強襲はなかったと思うのですが、ここ数年は隣の駅までは土砂降りなのに下車駅はド・ピーカンだったりすることが多くなった気がします。もしかしたら以前よりネットで情報が溢れるようになったせいで、他所で局所的豪雨が起きているのを簡単に知ることができるようになったせいなのかもしれませんが、どうなのでしょう?
以前よりも局所的雷雨、豪雨が増えたのかどうかは専門の方に任せるとして、私的な自衛手段を二ついきます。
まず自衛手段その1、デバイスの水没対策。
ベストは防水防滴機能の端末を使うこと、日本製AndroidにはXperiaを筆頭に防水防滴な端末が出ているのでこの中から選ぶことです。しかし、日本では多数を占めるiPhoneをはじめ海外製品には現時点でこれは望むべくもなく、気に入ったモデルが非防水防滴な端末であれば次善の策ということになります。
では次善の策は防水防滴ケースに入れて使う、または防水防滴処理を端末にしてしまう、という手があります。「防水 iphoneケース」とか「防水加工 iphone」とかググってみれば色々と出てきますので、財布の中身と相談しながら好みに応じてチャレンジしてみるのも良いかと。個人的オススメは100均で売っている防水ケース。風呂にiPhone持込むときに使っているのですが、たった100円ですから3個位いっぺんに買っておいて、ちょっとヤレテ来たと思ったら使い捨てるようにしています。「スマホ 防水ケース 100均」でググって調べるか、直接100均ショップに行ってみてください。
でも、いつもこのケースに入れて持ち歩くことはしていません、やはり使い勝手が良くなくなりますからね。iPhoneの場合に限ると、水没で危ないのはイヤホンとLightningコネクタの穴2つ、ここを塞いでおけば(あくまでも自己責任ですが)ちょっと水没対策になります。ということで、オススメのiPhoneの普段対策はキャンドゥで売っているコレ、3セットも入っていてヤッパリ100円です。
この程度のことでもやっておけば、知合いは水没故障にはならなかった可能性大なのに。
そして自衛手段その2、「彼を知り己を知れば百戦殆うからず」です。
要は事前に雷雨とか豪雨の到来を知り、それを避けちゃえばイイじゃんということですね。
神でも気象予報士でもないにそんなことできるのか?って、最近では気象レーダーとやらを使った精度の高い降雨情報が簡単に手に入るようになったので、スマホの力を借りれば出先でもできるのです。
首都圏限定ですが、iPhoneでは「東京アメッシュ」Androidでは「雨っす」を便利に使ってきました。今は「東京アメッシュ」は手に入らなかったり、色々あって全国対応の「tenki.jp」を使っています。
もちろんPCでもこの手の情報は手に入りますが、手元の端末でこれらの情報を見てこの雨雲が通りすぎるまであと30分待とうとか、あと1時間以内に移動しないとしばらく雨覚悟とか、一昔前だったら神のようなことが判断できるようになったのだから、しかも無料なのだからこれを使わない手はないですよ。
皆さん、突然の雨にスマホ水没故障させないように、事前対策が大事です。
2015年8月3日